自然な感染後のワクチン接種 する? しない? するならいつする?

 接種時期選定の参考 

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 このページは、「接種時期選定の参考」の縮小版 です。

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 「接種時期選定の参考」は、コロナ感染者が

 そういったことを考えるときの参考となることを紹介しています。

 

 「接種時期選定の参考」の説明は、一般の人が自分で考えることができるようになることを目標としている ので、基本的なことから記述しており、内容量がかなり大きくなっています。

 そこで、「取り急ぎ結論的な部分だけ見たい」という方に向けて、この「縮小版」を用意しました

 したがって、この縮小版では基本的な説明は省いています。使用する用語の説明も省いています。

 そのような解釈はどのような現象を根拠としているのかといったことや、なぜそのように考えられるのかという途中の思考過程も省いています。

 

 では、始めます。

 

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 コロナに感染するということは「生ワクチン」を接種したということです。

 したがって、すぐに次のコロナワクチンを接種する必要はありません

 自然なコロナ感染では、とてもバランスの良い免疫が作られます

 その 自然なコロナ免疫は、とても弱く、すぐに消退します。そのためコロナに罹りやすい人は短期間に繰り返しコロナに罹ることになります(数か月~1年に1回)。

 軽症の場合、抗体は産生されないか、産生されてもすぐに消えてしまいます。

 ヒトの自然な免疫は、コロナウイルスに対しては強力な免疫を持たないようになっています(作れない?、それとも作らない?、詳細な理由は不明)。

 ワクチン接種後のコロナ感染では、少しバランスの良くない免疫のできる可能性があります(普通だと抗体が作られないような軽症でも、感染前のワクチン接種で誘導された偏った抗体が増産される可能性があります)。

 しかし、気にするほどのことではありません。そのような場合も、免疫系は柔軟に補正をかけてくれるでしょう

 (事前のワクチン接種の有無にかかわらず)自然なコロナ感染で作られた自然な免疫を大切にしましょう。

 一般の人は(医療関係者でもmRNAワクチンについて詳しく調べている人を除けば)、ワクチンの効果として次図(↓)のようなものをイメージしていることが多いようです。

 

 

 しかし実際は、次図(↓)のようになっていると考えられます(4回接種の場合)。コロナに対する抗体量の変化と免疫力の変化を図示しています。抗体の質的な問題は無視しています。

 

 

 上図(↑)の黄色い期間は、(未接種の場合と較べて)コロナに罹りやすい(感染して発症しやすい)時期です。緑色の期間は、コロナに罹りにくい時期です。

 したがって、もし次のワクチンを接種するならば、自分の住んでいる地域や働いている地域でのコロナ流行のピークと、ワクチン接種後の緑色の時期(対コロナ免疫力の高まっている時期)とがうまく重なるように接種するのが望ましいと考えられます。

 抗体量の変化に応じて、コロナ用の免疫力が上がったり、下がったりすることは、誰でも納得できることだと思います。

 では、抗体量が「ゼロ」になるわけではないのに、なぜコロナ用の免疫力が基準(ワクチン未接種)よりマイナスに低下するのでしょうか?・・・・・「ワクチン射ってない時より罹りやすくなるって、どういうことよ!(怒)」・・・・・となるのも無理はありません。

 そうしたことは、基礎からしっかりと理解していく必要があります。

 完全版は少し長い説明となりますので、発熱、倦怠感などの感染症状が落ち着いた時に目を通してください。

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 完全版といっても、「縮小版に対する完全版」であって、完成した完璧な内容というわけではありません。多くの仮説が含まれており、継続的な修正が必要な内容です。

 

 

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(2022.05.04)